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合板

普通合板・コンクリート型枠用合板・構造用合板

普通合板・コンクリート型枠用合板・構造用合板について

JASでは「合板」を

・木材を薄くむいた板を、木目が直交するように重ね、接着剤ではり合わせて作った普通合板(プライウッド)
・普通合板の表面に美観を目的とした貼り付け(オーバーレイ)
・塗装などの加工を施した特殊合板(二次加工合板)

に大別しています。

規格の変遷の中で、普通合板の中からコンクリート工事の堰板に使用するコンクリート型枠用合板、建築物の耐力部材として使用する構造用合板がそれぞれ規格化されてきました。


普通合板(プライウッド)とは?

プライウッド(Plywood)とも呼ばれ、木材を薄くむいた板(=ベニヤ)を、木目が直交するように重ね、接着剤で貼り合わせて作ったものをいいます。
表面に化粧等を目的としたオーバーレイや塗装を施さず、木地のままで一般用途に用いられます。


古代エジプト王朝時代から使われてきた普通合板

合板は古代エジプト王朝時代(紀元前3000年前後)から使われていたことが、当時の遺物から確認されています。当時の手法は「ベニヤリング(薄板張り)」と呼ばれる単純なものでした。
日本では正倉院の御物の中に、手工芸的な合わせ板の手法が残されており、西暦700年代半ば頃には合板が用いられていたと見られています。
工業製品として合板が造られるようになったのは、明治40(1907)年、名古屋で浅野吉次郎氏が「ベニヤレース(薄く木材をむく機械)」を発明したことによります。以来、「ベニヤ板」の名で広く普及し、戦時中から「合板」と呼ばれるようになりました。戦後、製造技術や接着剤の進化により、強度、耐久性ともすぐれた合板が生み出されるようになりました。  


普通合板の呼称

普通合板は通常、次のように分けられています。注文・販売に際しては、次のそれぞれが明示されていることを確認してください。

●類別(接着強度)
●等級(板面の欠点などによる品等区分)
●寸法(厚さ、幅、長さ…mm、cm または m の単位を明記)


普通合板に使われる樹種

●国産材
カバ、ブナ、シナ、セン、タモ、ナラ、スギなど
●南洋材(通称ラワン)
レッドラワン、タンギール、アルモン、マヤピスなどのラワン類、メランチ類、セラヤ、カプール、アピトン類など
●その他
ロシア産針葉樹、北米産針葉樹、アフリカ材など

普通合板(ベニヤコアー合板)
普通合板(ベニヤコアー合板)
コンクリート型枠用合板(塗装品)
コンクリート型枠用合板(塗装品)
構造用合板


JAS規格に定める用途別分類

JAS規格では用途に応じ、次のような基準が定められています。

●普通合板

普通の一般合板
・難燃処理
常時火を使う箇所に用いられる合板は規定の難燃加工を施し、建築基準法上の「難燃材料」の条件を満たす必要があります。
・防炎処理
展示場、舞台の大道具用として用いられる合板は規定の防炎加工を施し、消防法上の「防炎材料」の条件を満たす必要があります。

●コンクリート型枠用合板

コンクリート型枠として用いられる合板(表面に二次加工したものを含む)

●構造用合板

建築物の構造用耐力部材として用いられる合板


JAS規格が定める接着性能による分類

合板の生命となる接着強度保証するため、接着層の接着程度により以下の3段階に分類されています。使用する場所(環境)に応じて使い分けることが大切です。
※現状では使用環境の統一基準がないため、あくまでも目安とし、よりよい使用環境を確保することが望まれます。統一基準・表記については我が国をはじめ諸外国、ISOでも検討が進められています。

●特類合板:建築物の構造用耐力部材で、常時湿潤状態の場所でも使える合板(構造用合板規格に規定された性能をもつもの)

●1類(タイプ1):屋外及び長期間湿潤状態の場所でも使える合板

●2類(タイプ2):主として屋内で、多少の水のかかりや湿度の高い場所でも使える合板

●室内の床、壁、天井などの面材、柱、造作、建具などおよびそれらの下地材室内に面する建材については、低ホルムアルデヒド素材であることが求められます。合板のホルムアルデヒド放散量に関する基準は「ホルムアルデヒド情報」をご参照ください。